今、BBRCから一発受理の連絡がありました。Shuto先生が中心に展開していたプロジェクトで、ウコン由来のクルクミンが血球系の細胞においてTLR2の発現を抑制するという内容です.研究に関わった仲間達、おめでとう。現在、その他にもリバイス中あるいは投稿直前の論文がいくつかあります。今年中にすべてにおいて朗報が聞ければ良いですね。
今朝からの大雨は止み、蒸し暑い曇り空です.
今朝の代表戦は昨日の予想通りにPKになりましたが、日本のPK負けは大変残念な結果でした。組織で勝負するサッカーとしては最高のレベルにほぼ到達した日本。しかし、次のステップに上がるためには、個で勝負できるプレーヤーを如何に多く輩出するかだと思う。PK負けは仕方が無い。問題は、120分間で得点を決めれなかったこと。守備を良く頑張っただけにもったいない。ドリブルで仕掛けても1対1で抜けきれずにボールを奪われ、逆襲を食らった場面が何度もあった。ドリブルで仕掛けて、キープができる力があれば、1対3〜4の状況を作れる。そうなると、守備的であった味方が攻撃に参加する時間(タメ)を作れるだけでなく、味方に攻撃のスペースを与え、ビッグチャンスが生まれる。今朝の120分間にビッグチャンスは何回あっただろうか。1対4の状況を作れるメッシのようなプレーヤーが一人いるだけで攻撃は飛躍的に強化される。メッシまではいかなくても攻撃の選手達がせめて1対3が作れる足元の技術を身につければ日本の世界ランキングは10位以内に行けると思う。今朝の試合の後半は、パラグアイが日本の右サイドから何度も崩しにいきチャンスを作っていた。ハーフタイムで監督から日本の甘い右サイドを狙えという指示があったのではないだろうか。世界で通用するためには、隙のないチームになることが必要。運動量も当然必要だが、次のステップには、運動量+技術をもった選手をもっと多く育成しなければならない。それにしても多くの国民の気持ちがひとつになれたワールドカップは母国愛を高める良いイベント。また、お互いの国を良く知り、讃え合う良い機会だ。せめて3年に1回の開催にしたら、戦争もかなり少なくなるのではないだろうか。
今、熊本は大雨警報が出ています.雷も鳴りだしました.激しい涙雨かーー。
投稿情報: 09:06 | 個別ページ
今日は朝から大雨でしたが、多少時間が遅れてセミナーがスタートした。今朝のセミナーはMol.Cellの5月号からの論文をJyurianが紹介してくれた。オートファジーやアポトーシスの制御において重要な分子であるSkp2が、DNA障害時において、p53, NF-KB, Aktなどにより発現制御を受けていることを詳細に明らかにしたという論文。面白いのは、DNAの障害を引き起こす物質によって、その分子メカニズムが大きく異なっている点である。DNAの障害の種類により、Skp2 promoterに結合するそれぞれの分子の結合部位が異なってくることや、その上流に位置するAKTも活性化されたり抑制されたりするという。DNA障害というものを一括りに捉えて考えたらいけないことをきれいに証明している論文でもある.プレゼンするのに難しい論文であったが、理解度という点において、4年生にしては上出来のプレゼンでした。
今夜はいよいよ日本戦。熊薬サッカー部は居酒屋に集合して飲みながら皆でテレビ観戦とのこと。私の予想は1−1で、PK勝ち。日本のサッカー界に新たな歴史を刻んでほしい。楽しみである。ということで、明日の朝セミナーは中止にしました。私も研究室の仲間も、心ここにあらず状態。挨拶は、全てサッカー絡み。それにしてもひどい雨。これが大きな涙雨ではないことを祈る。
投稿情報: 10:08 | 個別ページ
やりましたね 有言実行のホンダ。たいしたものです.1点目は自身のフリーキック。2点目はホンダの脅威から空いた、壁の右サイドをエンドウが決める。3点目は優しいアシスト。結局、1得点2アシストと言ってよいでしょう。今朝は、セミナー無しで、代表戦後、皆で6時半から体育館でフットサルで盛り上がりました(私は参加できず)。よって、今、研究室は静かです。みんな、本当の夢心地なのかも。多くの人に夢と感動を与える職業というのは良いですよね。暗い世の中をパッと明るくしてくれます。我が家のケイスケも頑張ってほしいものです。それにしてもハーフタイムに流れた、某政党のCM。広告料はかなり高いでしょう。多くの国民が爽快な気分でいるので、効果的な宣伝になったように思っているのかもしれませんが、私は、逆にいやらしさを感じ、純粋なスポーツを汚されたようで不愉快になってしまいました。放送局も考えてほしいものです。
投稿情報: 10:28 | 個別ページ
投稿情報: 10:51 | 個別ページ
投稿情報: 10:09 | 個別ページ
先週の学会参加は様々な観点から勉強になった。特に、透析医療学会がこんなにも大規模でにぎやかな学会だとは想像していなかった。企業スポンサーのバックアップも尋常ではなかった.色々な意味で大きなショックを受けた。あるシンポでの話題を以下に列挙したい。それをどう捉えるかは読者に委ねたい。
1.生存率が高い腎移植医療(ドナー不足は否めないが)と透析医療との関係。透析医療学会として、ドナーの必要性と、昔に比べ格段に良好な腎移植医療の有用性を前面にアピールすべきでは!? 糖尿病性腎症などで血管病変が顕著になる前に移植しないと手術が困難であるため、移植医療への早期の考慮も。
2.腹膜透析と血液透析の関係。腹膜透析をもっと普及し、かつ、介護士が関われる医療にすべきではという意見や残存腎機能があれば腹膜透析をまず優先するという考え方もある。
3.保険財政の圧迫
4.非透析/透析中止の患者に対する現場における対応の難しさ(訴訟で敗訴もあったとか)。
5.数十年前の透析医療と異なる点:透析年齢10歳アップ(平均69歳?)。透析患者の急増。透析移行する際の基準の低下。糖尿病性腎症患者の透析の急激な増加。透析移行の基準に関して、高齢と糖尿病を別枠で考えるという議論も。
6.心血管イベントと透析導入時期の関係の矛盾。
患者のスタンスに立った、透析に移行しないような方法(薬や医療機器)の開発と腎移植の推進が重要であることを強く認識でき、大変有意義な学会参加であった。
保険財政の観点から、今後も現状の透析医療体制が恒久的に維持されるとは思えない。少なくとも既に透析に入った患者のために、早急の国家的対策が必要であろう。
投稿情報: 13:40 | 個別ページ
投稿情報: 09:30 | 個別ページ
今朝は、Miki-chanの初ゼミ。臨床検査の道から研究の道にチャレンジし、一生懸命、頑張っている。今年、薬学部に入った7テスラの動物MRIを活用した研究をMiki-chanが実施するが、この経験は将来の臨床検査の現場でも活かされると期待している。それを受けて、今回、紹介した論文(PNAS 2010, 3月号) は、ガンに多く発現するメタロプロテアーゼで活性化され、かつ、カチオニックペプチドにデンドリマーを付け、それに、MRI用のガドリニウムとin vivo蛍光イメージング用のCy5を多く結合させたガン選択性高感度デュアルプローブを作成し、その有用性を証明したものである。これが実用化したならば、まず、デュアルプローブを静注し、MRIでガンの位置等の確認した後、手術で患部を曝し、蛍光を励起しながら、光るガン細胞を200μm以下のレベルで摘出し、光る細胞が見えなくなった状態で、縫合し、もう一度、 MRIで確認するというような手術が行なわれていくのかもしれない。
梅雨入りはまだまだ。こんなに遅いのは珍しい。いよいよワールドカップ開幕ですね。どのような番狂わせが起こるかが楽しみです。寝不足の毎日か。
投稿情報: 09:20 | 個別ページ
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