心肥大には、生理的な心肥大と病的な心肥大がある。心肥大の主なメカニズムとして、カルシニューリンーNFAT経路が関与していることは有名である.Rui-chanによる今朝のゼミでは、生理的心肥大と病的心肥大をどう説明するかに重要な分子が見いだされた知見が紹介された。病的心肥大で心臓で増加してくるCIB1という結合タンパク質はカルシニューリンを膜に局在化させ、NFATを効率的に脱リン酸化することにより、活性化されたNFATが核内移行し、心肥大に関わるターゲット遺伝子を活性化するというもの.Nature Med.8月号に発表された論文。病的心肥大だけをターゲットにすることが時代が来たら、「医龍」の手術場面は減るかな。Rui-chan、私よりも寝らずに、よく頑張りました。
大型台風が日本に近づいています.最近、台風に念を送り続けています.九州から離れていくようにと。30日,31日の創立125周年記念事業が無事行なわれることを祈っている所です.多くの熊薬OBが参加されます.薬学キャンパスに訪れる方も多く、雨が降らずにキャンパスの雰囲気を味わってもらいたいです.本日、記念ポストカード「薬用植物園からの花だより」12種類(計72種類の薬草の花)が届きました.大変素晴らしい出来でした。絶対に売りきれるでしょう。今後、大学グッズとして販売していっても良いものです。また、キャンパスに訪れた方で「熊薬ものがたり」記念焼酎をどうしてもすぐに欲しい方は、薬学部近くの中山酒店でも少しは購入できるような体制を取りました。熊本キャッスルの2階でも31日は販売しています.今、薬学部の教職員が一致団結して、この事業を成功裏に終わらせようと頑張っています.私は、てんてこ舞いで麻痺した感覚になっていますので、なぜか疲れを感じていません。体重も数キロ低下していますが、うれしいやせ方ではありません。来週はどっと何かがやってきそうです。でも、25年に1回のイベントに、今、巡り会っているのもラッキーなことだと思っています。