面白い記事を見つけました。「自分の仕事の未来を展望するには、今やっている仕事が、本当に自分しか担えないものなのか、改めて自問してみることが大事。自分にしか提供できない価値を持ち合わせておかないと、今後は厳しい」という。
10年後に「なくなる仕事」を知る必要がある。逆を考えれば、「生まれる仕事」を考えておく必要がある。技術が進歩し、あるいはグローバル化し、多くの仕事が無くなってきた。証券会社などの窓口業務はネットの普及で取って代わられ、ハイブリッド車、セルフサービス、電気自動車などの普及により、ガソリンスタンドの風景も昔とは大きく変わっている。今、自分がしている仕事が「誰かにとって代わられる、あるいは無くなる」という考えを持っておくことは必要。今が大丈夫だから、将来も大丈夫とは限らない。薬剤師の将来はどうなるだろうか。科学者の将来はどうなるだろうか。国立大学の10年後はどうなるだろうか。日本はどうなるだろうか。でも、考えすぎて悲観的なったらいけない。常に、前向きの危機感と緊張感を持って、今を生きることを忘れなければよい。「なくなる仕事」があるということは、必ず「生まれる仕事」があると考え、様々な情報を収集、編集して、予測し、誰よりも早く実践に移す。そう考えると未来が楽しみになる。