Cellの6月号から。Yoshioのプレゼン。脱毛クリームで毛を無くしたモデルで発毛作用を有する薬を探索している。本論文では、脱毛後の毛包幹細胞の周りにTregが集積し、毛包幹細胞の細胞増殖を促進。その際、炎症反応は起きていない。その作用メカは、TregがJag1を介してNotchシグナルを活性化させ、毛包幹細胞の増殖を促進するという。皮膚の休止期に集積したTregとリンパ節のTregは性質が異なる。皮膚のTregの方がJag1の発現が高いという。Jag1ミミックを頭皮に適用すると休止期の毛包幹細胞が増殖を始めることが可能だろうか。自己免疫などを介した病的な脱毛との関係はどうなのだろうか。