今朝のセミナーはまたまたNature Med. で4月号に掲載された、気道上皮細胞上に発現するTLR4がハウスダストにわずかに含まれるLPSにより活性化されることが喘息の病態発症に重要という内容。TLR4アンタゴニストが有効であるというfigureもあったが,クリーンな飼育環境だからこそ、このような知見が得られたという可能性もあり,実際に適用する場合は感染憎悪なども考慮すべきだと思う.もし、色々とクリアできれば、エンドトキシンショック用の薬として開発されているTLR4アンタゴニストを喘息に吸入薬として用いることも可能.ただ、現在、有効性が高く、頻用されている吸入ステロイドがこのTLR4シグナル系を制御しているのであれば,喘息仕様のTLR4アンタゴニストを新たに開発する必要はないのかも.
今日、事務連絡があり、育薬フロンティアセンター(模擬薬局)の新棟の建設がようやく始まるとのことです。場所は、通称、加瀬山のあたりで、A,B,C棟に囲まれた中庭になります。竣工は8月末の予定で,9月末からの実務実習のプレ実習に間に合わせます.
ところで、昨日早朝のバルサ対ユナイの戦いは、極めて面白かった.レベルが高くプレッシャーが早い中では、次のプレーのための、トラップした時のボールの位置の精度が極めて重要であることがよくわかる。また、ダイレクトプレーの精度も素晴らしいし,その中での瞬間的な僅かなミスが致命的になるところにプロフェッショナルを感じる。先取点の後、ゲームの雰囲気が一転しましたね。