Saito君からの朗報です。
「NATURE本丸御殿に共同研究の成果が掲載されました!Brief Communications Arising なんですが、既報に対しての反論論文です。内容は、「GWASで見つかったAD危険因子のrare variant:phospholipase D3 (PLD3)変異がAmyloid βの産生を増やすことでADの危険因子になる」という報告が2014年に大々的にNature 本誌を飾ったのですが、ベルギーの共同研究者のグループでは、いや違うだろうとい展開になっていました。他の3つのグループからも違うやろ という見解は出ていたのですが、それをちゃんとin vitro, in vivoの系で実証したのが今回の報告です。ベルギーのグループの in vitroのデータで「PLD3とAβには関係性うすいよ」との初稿に対し、Reviewerから「SaitoらのAPP knockinマウスで試すべきだ」との指摘が入り解析のお手伝いをした次第です。」
共同研究とはいえ、開発したマウスがなければ採択はされない訳で、貢献が大で、素晴らしいですね。皆の励みになります。