本日、ワクチン開発研究センターのキックオフシンポジウムが開催された。痘瘡ワクチン製造の近代化プロジェクトもKMBと一緒に進めることになった。AMEDプロジェクトの推進に貢献していきます。
投稿情報: 21:56 | 個別ページ
NHKの朝ドラの「らんまん」を観ているだろうか。薬学、薬草に関連する情報もあり、関係者にとっては、とても楽しめる朝ドラである。牧野富太郎の生涯をドラマ化したものである。高知県に行くと広大な牧野植物園がある。ぜひ、訪ねてほしい素晴らしい植物園である。実は、以下のように、熊本大学薬学部と牧野植物園は包括連携を締結している。
公益財団法人高知県牧野記念財団及び熊本大学大学院生命科学研究部附属グローバル天然物科学研究センターとの連携協定
公益財団法人高知県牧野記念財団は、牧野富太郎博士の植物学上の業績を顕彰し、野生植物及び栽培植物の調査研究や栽培保存等を行うことにより、広く植物学の理解と自然環境に対する認識を深めるとともに、教育文化の向上を図り、もって県民の文化水準の向上及び福祉の増進に寄与することを目的として設立された法人である。約8haの四国唯一の植物園には、博士ゆかりの野生植物など約3,000種類が四季を彩り、研究活動では、高知県の野生植物の調査、収集、保全に取り組むほか、海外ではミャンマーを中心に植物多様性の解明、資源植物の探査を行っている。さらに総合植物園を目指して、植物学の中核を担う標本庫(ハーバリウム)を設置し、植物分類・生態学分野の研究調査活動がなされるほか、資源植物研究センターを整備し、生薬学を中心とした資源探索研究が推進されている。
一方、熊本大学大学院生命科学研究部附属グローバル天然物科学研究センターは、"世界中の薬用天然資源を基盤として画期的な新薬を開発し、国民の命と健康を守る"というミッションを果たすべく、アカデミアの強みを最大限に利用して得られるグローバルな研究連携体制を活用することによって、本学が有する天然物科学研究とUseful and Unique Natural Products for Drug Discovery and Development (UpRod)事業(世界各地の未だ活用されていない有用天然物を探索し、有効成分の抽出や薬理活性の評価を経て、創薬候補化合物の絞り込みおよび最適化を行い、最終的には製品化を目指す一連の天然物創薬プロジェクト)を推進している。創薬指向型植物データベースPDIIIの開発のみならず、オリジナル天然物バンクの充実化と管理をすすめてきた一方で、薬用植物・有用植物を中心とした資源探索研究や、植物エキスの充実化、植物分類学研究の進展と知識の普及などを模索している。
本協定は、両者による緊密な連携と協力のもと、植物の有用性とその利活用に関する包括的研究を積極的・効果的に推し進めるため、組織間の連携関係を明確化し、そのさらなる推進と円滑化を図るものである。
投稿情報: 17:58 | 個別ページ
先週まで、ドタバタの毎日だった。そして、今週の月曜日にも懇親会があり、カラオケスナックで歌合戦をやって、家に帰って、リビングのカーペットの上でバタンキュー。右目を下にしたうつ伏せ寝。朝起きたら、右目に違和感。瞼に浮腫でも起こったかなと思って、昼過ぎには、目の腫れも治るだろうと。産業イノベの2階の部屋への引っ越し、片付けに1日を費やした。ただ、腫れは引かずに、悪化していく一方。Web検索で、片目の瞼が急に下がってきた場合の最悪のパターンは、脳梗塞か脳動脈瘤の可能性。水曜日に脳神経外科を予約し、MRI。徹底的に調べたせいか、45分以上の拘束ストレス。途中で、辛くなっても我慢我慢。検査結果は、No problem。自分の脳の皺を見ながら、脳の神経細胞群は健在と嬉しくもなる。となると、可能性は、筋無力症。血液検査を受けますかと言われたが、かかりつけ医で検査しますと断った。水曜日の夜に、目に物理的刺激を与え過ぎたのか、木曜日の朝、右目の内側の白目に真っ赤な出血。まあ大丈夫だろうと思ったら、昼には、全ての白目が赤目に。夕方には、有名な眼科の予約が取れ、診察。結論は、よくわからないと。ただ、腫れは、アレルギー反応の様でもあると。炎症反応はなく、熱もなく、感染でもなかろうが、念のために、ステロイドと抗菌薬の点眼薬を処方してもらい、その夜の県外からのお客さんとの懇親会は、お茶飲みながら(ストレス)。これまでの経緯から、原点に戻って、ハッとした。もしかしたら。コロナ禍で、ハウスダストによる鼻炎症状は全く出ていなかったが、右目を下にして、瞼の粘膜が捲れるほど、絨毯に密着させていたことで、これまで、出てきたことがなかった目の粘膜でのハウスダストによる抗原抗体反応が起こったのかも。進行が緩やかなのもこれまで反応がなかったのかも。直ちに金曜日の朝から、常備薬の抗アレルギー薬を服用。近くのかかりつけ医により、抗アレルギー薬の点眼薬をもらう。金曜日の午後現在、症状が落ち着いてきた様にも思えた。しかし、まだ、瞼は85%は落ちたまま。PCの画面も左目のみで。長々と書いてしまったが、言いたかった結論は、「いくら酔っ払っても、ベットに仰向けに寝よう」あるいは、「リビングのカーペットで寝る時は、仰向けに」
後日談:アレルギーではなく、眼窩隔膜前蜂窩織炎。抗菌薬と抗炎症薬の内服と点眼で、次第に収まってきている。1週間経ち、瞼はh半分まで開いてきた。
投稿情報: 13:54 | 個別ページ
教授室を整理していたら、昔、日本薬学会から依頼された「活薬のひと」の原稿ができてきました。「活薬のひと」の掲載が始まった、かなり初期の頃に依頼されたものです。読み返してみると、今もなお変わらないなと思いました。
日向市の病院に薬剤部長として勤務する教え子(ルーツも椎葉、高校も同じ。苗字も一緒)が、薬草紹介関連のブログを運営をしているとのこと。今回の退職記念講演会の際に、花に溢れる薬草園を訪問取材し、講演会の内容を含めて、ブログに紹介したいとのこと。嬉しい限りである。私が学部長時代に、日向市を訪れ、日向に「薬草の里」を作るために包括連携協定を締結した。その後、日向市との様々な繋がりがあり、現地の薬剤師会が教え子を中心に継承、発展させている。地域貢献活動としても素晴らしい。
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