今日のキャンパスには、多くの高校生とその引率者が前期日程試験のために訪れている。熊薬は、センター試験の配点比率が、他大学の薬学部より低いため、筆記試験で挽回したいという受験生が多いらしい(結果的にセンター試験の偏差値でランク付けすると国立では下位になってしまうらしいが、入学してくる学生達は、受験で飽和していない分、伸びていく余力を持っている特色ある若者が多いと思う)。また、熊薬の前期試験には、英語の科目がないことも特徴のひとつである(一応、センターの英語の配点比を高くするなどの配慮はしているが)。本ブログは関係者以外の方々にも読まれているので、敢えて記しますが、薬学部では、英語が不必要ということではなく、英語が、今は不得意でもサイエンスが好きな受験生にチャンスを与えているというふうに考えてほしい。入学後に,英語の重要性は、多くの先生方や先輩方から耳にタコができるくらい言われ,在学中に意識的に勉強をすることを推奨している(大学院の英語科目は、TOEFLを活用しているように)。特に、近年は、TOEICの点数を履歴書に記載すると就職あるいは転職が有利になることは周知の事実である。創薬はグローバルの意識無くしてはありえない時代。受験英語が苦手でも構わない。熊薬を卒業する時には、少なくともTOEIC 800点越えを目指してほしい。できれば、900点。研究室で、まずは、TOEIC 730の会(研究室員全員が少なくとも730点を超えるための7時半からの勉強会)でも始めようかな。
いよいよ、明日はドク論発表会。悔いの無いようにベストを尽くしてほしい。