アン先生の快挙

遅くなりましたがハッピーな報告をします。今月初めに行なわれた阿蘇遠歩の女子の部でアン先生が一位でした。年齢を考慮すると、大学の歴史上、初の快挙でしょ。体育系の女子学生にも勝ったのですから。35kmを４時間４分で走りきったとか。すごいですね。

 

創薬シンポとプロ

昨日は、創薬シンポジウムだった。３人の熊薬出身の創薬専門家による本音で語る講演は、将来の薬学系大学の創薬研究の在り方を色々と考えさせられ、大変ためになった。参加した学生達にとって有意義な時間になったであろう。

 

ところで、例のサッカー少年は正式に本人念願のプロ昇格することになりました。近いうちにマスコミ発表とのことですのでその際にリンクをはります。

ドタバタの１週間

先週末から昨日までで７日中６日が飲み会でした。先週の木曜日は、大学のひとつ上の先輩で製薬企業の本部長になっているNakaさんが講演に来られ、夜は交流を深め，金曜日の夜は同級生で製薬会社の部長をしているKikuchiくんが来て、学生の就職内定の御礼を兼ねて交流を持ち、土曜日はFAP国際シンポのウエルカムパーティ、日曜日の午前は国際シンポの座長、その後、すぐに博多に新幹線で移動して、薬理学会西南部会の座長と懇親会、その日のうちに帰宅後、月曜日は朝からFAP国際シンポにて発表を聞き（治療的アプローチに近い将来希望が持てる発表があった）、夜は本パーティ。火曜日は特定領域の班会議が別府であり、朝から九州横断特急で向い、昼に着き、すぐにタクシーで会場の別府ロイヤルホテルに移動し、昼一番に成果発表。そして、夕方の九州横断特急で熊本に。午後10時過ぎに帰宅。水曜日は朝から第二回国際トランスサイレチン学会、兼第27回熊本医学・生物科学国際シンポジウムにて発表、昼から座長、夜はパーティ。２次会で富山大学と信州大学の先生と銀座通り界隈をうろうろ。帰る途中に覗いた店に大学の後輩。さらには、妹からの電話で別の店にて友人の誕生パーティへ。結局、帰宅は午前１時過ぎ。ドタバタでした。でも、この一週間、これまた、色々な素晴らしい出会いが沢山ありました。

 

今日も重要な要件が色々ありますが、比較的ゆっくりです。学生の学会発表のスライドをチェック。明日は創薬シンポジウムをオーガナイズ。夜は懇親会が待っています。

韓国からの嬉しい報告

韓国で頑張っている、ドクター卒業生のジェミーから嬉しい報告。以下の写真を見て下さい。婚前にこのようなリハーサル写真を撮るとのこと。ジェミー好みのイケメン。お幸せに！！写真のジェミーの笑顔を見ていると幸せな気分になりますね。幸せのお裾分けです．皆さんも韓国にお祝いのメッセージを！

 

蕃滋祭ーその１

あいにくの雨でしたが、それぞれに楽しんだ模様。私は、出張にて不在だったため送ってもらった写真を掲載。また、ライブ前日の土曜日は、同窓生が「Yanagimanを囲む会」を行なった。その様子もついでに。

YANAGIMANとかなぶんやさんのトーク（熊薬体育館にて）

KENSHIROによる「会いたい会えない会いたい」

KENSHIROとYANAGIMANの共演

YANAGIMANライブの後に同窓生や当時の後輩達と。

前夜の同窓生27名による「YANAGIMANを囲む会」（何名かは映っていない）楽しそうで羨ましい。

ライブ直前に学部長主催の会食会後のショット。自治会のメンバーから三隅先生、LINK RECORDSの坂下さん、熊本代表の馬場口さんなど多く方のご尽力により今回のプロジェクトが実施された。かなぶんやさんのブログにも紹介がある。毎年、恒例のイベントとして工夫しながら継続できれば、出会いの場を作った者としては嬉しい限り。最後に、大変多忙な中、後輩達のために来てくれたYANAGIMANに深謝。このブログでYANAGIMANの再会を紹介してからここまで行くとは本当に嬉しい。人との出会いをいつも大切にする気持ちを失わないことですね。

 

アメリカCF学会ーアナハイムから

この学会に参加するのは何回目だろうか。ずいぶん昔から顔を出してきた。CFは遺伝性疾患であり、当時は、平均寿命も30歳であった。このCFの治療に劇的な成功が訪れた。VX-770というCFTR（CFの原因遺伝子）のチャンネル活性を刺激する薬が、CF患者の5%に見られる変異CFTRに作用し、臨床的に劇的な効果を現したという発表を身近に聴くことができた。本学会の特別講演で大きく取り上げられた。さらには、小胞体に滞留するという変異CFTRを形質膜に発現させる有用な化合物も見つかり、臨床試験が開始されてきている。CFTRに作用するいくつかの薬を併用することにより、近い将来、多くのCF患者に幸がもたらされる可能性が高いなと実感できた。我々として、大変うれしいことに、その特別講演で、ONOちゃんが発表するポスター内容が紹介された。この遺伝性疾患の治療法の開発に我々も少なからず貢献してきている。

 

治療不可能と思われた難病も、遠回りと思われる基礎的な研究を積み上げていくことにより、治療可能になってきた。多くの様々な視点をもつ研究者が集うことが大切である。また、それをバックアップしてくれる財団の存在も極めて重要である。CF財団は大変強力であり、大学だけでなく創薬企業をも資金面からバックアップしてきた。難病対策として、良い成功事例になりそうである。

 

今のところ、こちらは皆、何事も無く順調であるが、熊本は雨であるとか。蕃滋祭がうまく成功することを祈りたい。日曜日は、雨が上がってほしい。

薬学科6年生の卒業論文発表会

今日の夕方と明日の１日をかけて、初の薬学科６年卒業論文発表会がある。6年制課程の第１期生達である。この発表会が終わった後は、薬剤師国家試験勉強に入る。熊大薬学部の6年制課程では、卒業研究をしっかりさせて、英語で情報収集ができて、問題解決能力を有する研究志向性薬剤師の育成を目指しているため、大学院修士課程の学生達の修士論文発表会と同様な経験をさせる。本研究室からは、来年度から博士課程に進学するYukarinが発表する。私は、本日より、海外出張（スタッフ２名、学生４名）のため、Yukarinの発表を聞き終わるや否や、空港に向う。Yukarin、落ち着いて、発表、頑張れ。

 

良い話

今日は、OB達から嬉しい連絡がありました。理研で頑張っているSaito君が副チームリーダー（准教授相当）に昇任し、カナダで頑張っているOki君からはCellに受理されたとのこと。さらには、人事案件で、まだ内緒だけど、来年には良い話があります。お互い良いライバルとして切磋琢磨しあっています。このような話は、後輩たちにとっても大変良い刺激になります。

 

ところで、明日の羽田発の深夜便でロスアンジェルスへと向います。米国CF学会です。学会終了後、サンフランシスコのUCSFを訪問します．この12月か来年１月からUCSFに学生を1人留学させることになっていますので、挨拶とdiscussionをしに行ってきます。来週の水曜日に帰国します。旅中、何のトラブルも無いことを祈っています。

 

今週末は、薬学部の学園祭があり、YANAGIMANがライブをしてくれます。学園祭（蕃滋祭）では、本研究室からも出店します。例の熊本産鹿角霊芝100％「にが茶」と、最近、サポートしている熊本河内農家産「青みかんジュース」を提供します。時間がある人は飲みに来て下さい。にが茶は、佐賀県第１号店として嬉野薬局がお取扱いを開始しました。大分県は、日田の櫻蘭薬局が7月から第１号店として取扱いを開始しています。徐々にですが、友人や熊薬OBを通して、販売網が広がってきています。