多くの皆様からのメール等、心より感謝致します。国内外からの多くメールなどがあり、まとめてブログにて御礼のご返事をします。
薬学部の中は、想定していたレベルより被害は大きくありませんでした。それでも、研究室内はグチャグチャです。現時点で、大きな機器のダメージは少ないようです。薬学部の体育館が指定避難所となっており、近所の方々が200名近く避難してきました。私は、家で食事をして終わった時でしたので、家よりも薬学部で有機溶媒に引火などして火災が起きていないか心配でしたのですぐに大学に向かいました。多くの学生達の迅速の対応と残られていた先生方の対応により、大惨事になることを防げていました。学生達と共に、避難民の方々への奉仕活動に尽力しました。学生だけでなく私にとっても大きな意味ある経験となりました。今朝、避難されていた自治会長さんからとてもとても感謝され、特に、学生さん達がとにかく素晴らしいと最高の褒め言葉まで頂きました。ただ、熊本から10kmくらい離れた益城町の被害がかなり大きいですし、熊本城もダメージを受けました。我が家から薬学部までの間でもブロック塀が倒れたり、家の壁が剥がれ落ちたり、屋根瓦がずれ落ちたりと少なからず、被害がありました。我が家は、1階の転倒防止していた棚は中身だけが出る程度で、また、食器棚も地震時に扉が開かなくなるものを付けていたため食器が飛び出て割れることはありませんでした。ただ、2階の寝室や子供部屋は大変なことになっていました。もし、2階で就寝中であったらと思うと怖い状況でした。余震がまだまだ続いていますが、皆、自然と向き合って、前向きに頑張ります。多くの励ましに心より感謝致します。