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2009年11 月17日 (火)

小胞体のかたちづくり

小胞体のかたちづくり

 今日は学部3年のSho-chanがNature 8月号に掲載された論文を紹介。 Atlastinという小胞体局在の膜タンパク質が小胞体がネットワークを形成していく過程に重要な膜融合に関わっていることを示した。Atlastinのノックダウンで、小胞体のネットワークが形成されず,過剰発現でシート状の小胞体が観察されていた。同時期にAtlastinが関与しているという論文がCellにも発表されていた。先週,三重県であった特定領域研究班会議にて、知り合いのDr.Kondoらが小胞体を分画し、調製した膜画分を用いて,人工的な小胞体の構築に成功し,細胞質由来の分子群を添加すると、小胞状の構造、ネットワーク状の構造、シート状の構造を自由にコントロールできることを示していた。このような実験系を用いて、本論文の知見を検証してみたらどうだろうか。Sho-chan、第2回目の朝ゼミとは思えない程、ナイスプレゼンでした。


 さて、先々週、SFからDr.Dieter Grunert が訪問し,学生を含め、色々と交流しました。来月には、学部3年生達を連れて,SFに訪問後,San DiegoでのASCBに参加します。熊本城、水前寺公園、阿蘇、椎葉などを一緒に回りました。その時のスナップ写真を一部掲載します。

大観峰にて
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俵山にあるレストランにて地鶏焼きコースを堪能
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椎葉に行く途中の五ヶ瀬スキー場近くの紅葉(私がお気に入りのview point)
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日本最初のアーチ式ダムである椎葉ダムと椎葉湖(上の公園より撮影、この後,ダムの上を歩く。高所恐怖症は下を見るのは無理。湖には、父と鯉やウナギつりに行っていたものです)
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ダムのすぐ横の山の中腹にある懐かしの椎葉中学校(家から歩いて、登って,40分だった。グランドの横には寮があります)
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平家祭りの様子(源氏方)那須大八郎かーー。
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平家方(鶴富姫)(容姿については想像を膨らませて。あとのお楽しみです。)
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チビッコ(将来の源氏と鶴冨姫かな)
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ということで、平家悲恋物語は、次回につづく。。。。。

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