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2023年2 月14日 (火)

36年間の教員生活を終え、新たなステージに向かって

36年間の教員生活を終え、新たなステージに向かって

定年退職まで、残り3年。しかし、この3月末をもって早期退職を決意した。退職に際し、これまでの出会い、経験や想いを、このブログに、日々、綴り、お世話になった方々への感謝の意を表していきたい。私の教員生活36年間、多くの素晴らしい学生達の頑張りにより、多くの研究成果が生まれた。それを支え、励まして頂いた、多くの皆様に心より感謝。お陰様で、多くの教え子達が社会で大きな貢献をしている。何より、本研究室から、60名近くの博士を輩出できたことが誇りである。

 

早期退職の主な動機は、①36年間の教員生活を悔い無くやりきれたこと、②これまで学長特別補佐、学部長、副学長等として、大学への納得いく貢献ができたこと、③研究室も次世代へのバトンタッチができる時期に来たこと、そして、④自らを限界までさらに成長させるための新たなステージにチャレンジしたいと強く思えるようになってきたこと、である。

 

これからの新たな人生は、①研究の成果である、いくつかの医薬品候補薬を、苦しむ患者の下に確実に届けるために、リスクを恐れずにチャレンジしていく。②ライフワークとして、異次元の現代数学(圏論、コホモロジーなど)を駆使しながら、現代の科学では、見えない世界を数学で見える化しつつ、生命の本質に迫っていく。そして、③いくつかの公的な団体の役回り(理事長や理事)による社会貢献の責務も果たす。

 

強い好奇心とワクワク感でもって、新たな旅立ちをします。

そして。言わずもがなですが、「くまもとの父」として、教え子達の人生や幸せを、いつまでも応援し続けます。

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