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2019年10 月17日 (木)

ケトン食と腸の幹細胞維持

ケトン食と腸の幹細胞維持

Cell 8月号から。Tatsuoのプレゼン。糖質制限を徹底したケトン食は、ダイエットや健康維持に効果があると言われ、様々な疾患の治療などに有用であることが知られている。過去にケトン食が炎症を抑えるというNature Med.の論文が報告されたりした。今回の研究は、腸の働きを担う腸管上皮細胞へと分化する腸管上皮幹細胞において、ケトン体がHMGC2というケトン体生成に関わる酵素に影響し、HDACを抑制し、その結果、NOTCHシグナルを活性化し、腸管上皮幹細胞の維持、傷害後の組織再生に関わることを明らかにしたという。グルコース食は、この経路を抑制し、例えば、放射線による腸管ダメージに対して腸管再生が起こらないという。ケトン食はそもそも小児てんかんの治療食として知られ、この治療していた子供の腫瘍も小さくなったという事例もあったという。食は大事。

 

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