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2016年11 月20日 (日)

熊薬同窓会の支部活動

熊薬同窓会の支部活動

1年半前に学部長になってから、挨拶回りを兼ねて、熊薬同窓会の支部組織の集まりに積極的に参加してきた。今週末の岡山支部への参加で、ほとんど全ての支部会を訪問し、薬学部の様子について講演をしてきたことになる。蘇杏会(熊本県支部)、東京バッテン会、福岡県支部(2年連続)、鹿児島県支部、佐世保支部(長崎南も一緒)、宮崎県支部、大分県支部、筑豊支部、関西支部。北九州は以前、訪ねていたが、その他、会員が少なく休眠中の支部もある。それぞれの支部において、母校に対する熱い想い、先輩、後輩間の熱い友情と愛情を感じてきた。熊本地震における同窓会からの支援は、薬学部は他学部に比して、迅速かつ効果的であった。独立キャンパスであることから、また、薬学部独自のサークル、県人会、謝恩会などの密な交流の場を通して、上下の学年が幅広く顔見知りとなり、人生の友も多く生まれていることは、熊薬ならではの環境の大きな強みだと思う。出席した、ある支部では、75歳のグループが先輩(80歳以上)達の前で、若輩者としての挨拶を披露する様子は、何歳になっても学生時代の心が残っており、同窓会支部会に参加することによって、その時代の感覚が蘇って、学生に戻っているものと感じた。どの支部に行っても、私が大学の頃の後輩は、何歳になっても本当にかわいく、親しい後輩であり、そして、私は、若かりし昔の横暴や非礼を謝る場ともなっている。深い縁というものは、簡単に作れるものではないことは、これまで人生を歩みながらひしひしと感じてきたが、同じキャンパスで青春を謳歌した仲間は、努力はせずとも自然に生まれた深い縁であり、大切にしなければならない。全国各地で活躍する卒業生達が、縁を深める場として、支部会を積極的に活用してほしいし、学年同窓会を頻繁に開いて、学生の頃を思い出し、人生の再スタートの機会にもしてほしい(同窓会本部が、タックシール等の提供など、連絡のサポートをしてくれる)。我々の学年は、このところ、毎年、同窓会を開催している。今年は、箱根、来年は、京都、再来年は日田と決まっており、それぞれの地区の同級生が世話人をしてくれている。1年に1回、大学生になっているような感覚で、かつ、気楽な修学旅行のようなものでもある。

 

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先週の土曜日の大分県支部総会

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