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2012年5 月16日 (水)

新たなメタボ抑制分子

新たなメタボ抑制分子

Cell Metabolism 3月号から。創薬生命薬科学科4年のMachyのプレゼン。Ptenというがん抑制分子が老化抑制にも関わり、そのメカニズムは、褐色脂肪細胞の機能を促進し、エネルギー消費を増加すること、その効果はPI3K抑制薬(Aktも抑制する)でミミックできることを明らかにした。Akt経路を抑制することでインスリン抵抗性を改善するというのは、今まで,インスリンの下流ではAktを活性化するという話とは矛盾する。しかし、全身性のPten高発現マウスでは、様々な症状を改善すると共に、寿命延長にもなっている。説明はされているが不思議。

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