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2019年7 月 3日 (水)

加齢性の神経変性疾患に対して抗体療法が可能か!?

加齢性の神経変性疾患に対して抗体療法が可能か!?

Nature Med. 5月号から。Sanaさんのプレゼン。tureの座長。高齢の方の血清中にVCAM1のsolubleタイプが増加していたり、高齢マウスの海馬歯状回の血管内皮細胞のVCAM1の発現が高いということもあり、加齢性変化に対するVCAM1の影響は?というのが今回の研究。高齢マウスの血清を老化血清としてマウスに投与すると血管内皮細胞のVCAM1の発現上昇や神経前駆細胞の活性低下、ミクログリアの活性化を引き起こし、血管内皮細胞特異的なVCAM1欠損や抗VCAM1抗体投与により、老齢マウスの脳機能障害や認知機能障害を改善することも明らかにしている。すなわち、抗VCAM1抗体が加齢性の神経変性疾患の治療薬になるのではという。この抗体は、日本でも潰瘍性大腸炎やクローン病で承認されている医薬品である。

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