2016年3 月 6日 (日)
近況報告(スーダンにて)その2近況報告(スーダンにて)その2
28日の日曜日に到着した後、空港から直接、ハルツーム大学薬学部のシンポジウム会場へ。到着してまもなく、1日先に入っていた渡邊教授がプレゼン。熊薬の有用植物研究がグローバルにおこなわれていること、アフリカのスーダンが人類の起源であり、穀物類の期限であることから今回の連携の意味を伝えることができた。こちらは、昼食は3時くらいという。学部長室で、ランチ(鳥の足の唐揚げと焼いたものがメイン。ナイル川で取れた魚のフライも。こちらでの食事は一貫していた)を取り、その後、ホテルに向かい、シャワーを浴びそして、仮眠後、夜のパーティでの懇談(ナイル川沿いのレストラン)。スーダンでは、アルコールは一切、禁止であるため、ミネラル水で歓談をする。10時過ぎには、ホテルに戻る。翌朝の朝食は、通常のバイキングであり、ホテル(一番良いホテルらしい)の16階からのナイル川の眺めは何とも言えない。白ナイルと青ナイルの合流地点に立つホテルである。朝8時半にホテルを発ち、再びシンポジウム会場へ。ナノメディシンとDDSに関する基調講演(UCLの薬学部からの招待者)を聴き、その後、薬学部の施設や医学の施設を見学させてもらう。前学長および学部長の案内と説明であった。医学部にある感染症研究センターの設備はしっかりしたものであり、きちっとした論文を発表しているラボであった。見学後、ロシナンテスの川原先生のオフィスを訪ね、挨拶をした。その後、薬草を売っているドラッグストアを訪問し、スーダンの植物や薬草に触れた。また、前学長の義理の息子の自宅に案内され、昼食をごちそうになった。ホテルにて休憩後、いよいよセレモニー会場へ。