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2014年1 月 3日 (金)

新年のご挨拶

新年のご挨拶

  2014年が始まりました。昨年は、教授になってから13年目。残りの教員生活は12年。ということで、昨年は、折り返しの年でもありました。昨年は、アベノミクスに倣うと、いわゆる「カイノミクス」で、研究室は、教授就任以来初めてとも言える好景気でした。これも今までのスタッフや卒業生たちの努力の成果であると確信しています。「とんび」のドラマではありませんが、本当の指導者たる者、「海」であるべき、すなわち、一緒に頑張る多くの仲間に、もし、沢山の冷たい雪が舞い降りても、それをいくらでも受け止め、溶かしてくれる「海」のような温かな、かつ大きな包容力を持つべきであると。年を重ねれば重ねる程、行動していれば、経験と知識を得るのは当たり前ですが、その「ものさし」で、今から経験と知識をまだまだ積み上げていく若者に、いわゆる「偏った教育」をしないように心がけることが良い研究教育者になる道だと思います。自分の人生の中では実現できなかった研究のゴールに、自分ができなくても教え子が達成してくれることの方が、喜び百倍であり、これこそが、今後も続く永久の歴史において、極めて重要な永続的な研究教育システムではと。

  来週は、モントリオールに出張し、講演をしてきます。今年も「カイノミクス」で頑張ります。ブログを見てくれている皆さんのご多幸を祈念します。

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