2010年10 月14日 (木)
青魚を食べて生活習慣病を予防しよう青魚を食べて生活習慣病を予防しよう
青魚を食べて生活習慣病を予防しように決定的な証拠
Omega-3脂肪酸, DHA, EPAが抗炎症作用を示し、糖尿病をはじめとする病態に有用であることは知られていたが、その作用メカニズムは、結果的に動く分子はわかっていたが、明確になっていなかった。
昨日の朝ゼミでフクダ君が紹介した、Cellの9月号に発表された論文は極めて重要な知見である。Omega-3脂肪酸, DHA, EPAのの受容体が脂肪細胞やマクロファージに存在するGPR120であることがわかり、IRSを介さずにPI3Kを活性化しインスリン抵抗性を改善すること、また、マクロファージの場合は、βアレスチン2を介して、TAK1を間接的に抑制することでNFkBやJNKを抑制することがわかった。投与量を考慮する必要があるが青魚の有用性は確定的になったと思う.酒飲む時は、青魚と野菜をつまみに。