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2009年7 月 2日 (木)

シスタシンCとアルツ

シスタシンCとアルツ

今朝は、Neuronに昨秋掲載されていた論文を創薬生命薬科学科3年のショウちゃんが紹介してくれた。シスタシンCがアミロイドβの分解酵素カテプシンBを内因的に抑制し、アルツ関連症状を悪化させていることをin vivoでクリアに証明している.シスタシンCノックアウトマウスを用いているが、ヘテロマウスでもクリアに結果が出ていることからも創薬のターゲットとして有望かも。シスタシンとカテプシンBの相互作用をブロックする化合物が可能であれば有効かもしれないが,早期エンドソーム内で効かせないといけないのでハードルは高いかもしれない.シスタシンC産生抑制薬が可能かどうか?シスタシンCの分泌抑制を示すポリモルフィズム(多型)が高齢者でのアルツハイマー病の発症と関係していることが報告されていることからも大変興味深い知見である.3年生とは思えない落ち着いたプレゼンでした.


もうじき、2報ほど、投稿します.ミヤッチとヤスの分です.最初は多少レベルの高いと言われる雑誌からチャレンジです.一昨日の夜は、宮本記念館で担任会を開き、皆で、「福寿司」の豪華料理を食べました.大学一年生の18歳から48歳(私)までの幅広い年齢層で交流をもった有意義な会でした.学部学生たちは、ドクターの学生やポスドクの研究者から色々と生きた情報を得たことでしょう.おかげさまで、私は体重が増えつつあり,来週に控えた、私にとって初めてのお泊まり人間ドックの結果が心配です。多忙と面倒くささを理由に,この年齢まで「お泊まり人間ドック」を受診していなかったことも問題なようですcoldsweats01

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