2017年12 月19日 (火)
翻訳異常タンパク質によるミトコンドリア毒性の抑制機序翻訳異常タンパク質によるミトコンドリア毒性の抑制機序
Cell 11月号から。Imai君のプレゼン。真核細胞は、タンパク質の異常な翻訳産物を高度なタンパク質品質管理機構により除去することは知られていた。本論文では、酵母がミトコンドリアタンパク質の翻訳異常産物を恒常的に生成し、それが、ミトコンドリアに輸送されていることを見出し、その際、細胞質タンパク質Vms1とE3リガーゼLtn1がそれらの異常タンパク質のミトコンドリア毒性から防御していることを明らかにしている。