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2015年12 月10日 (木)

メッセージ

メッセージ

今、熊本がある話題で全国ニュースや新聞に大きく取り上げられている。根本は、企業倫理という問題だろう。ただ、この企業のおかげで、多くの人が救われてきたことも事実。大学も、自治体も、銀行もその企業による多大な恩恵を受けてきたのも事実。今、その企業にとって一番辛い時期であるのは疑いもない事実。しかし、敢えて、今回の隠された問題は何も知らず、苦しむ患者を救うためにというプライドを持って一生懸命頑張ってきた、そして、今なお頑張っている、多くの研究員、社員、仲間たちに心からエールを送りたい。マツダやアップル社もかなり大変な時期があった。それでも、底辺から再興していき、今、新たな社会貢献をしている。その再興のためには、トップからの、社員一致団結して頑張ろうという熱いメッセージがいかに重要であるかを教えてくれている。アップル社の場合は、瀕死の状態にジョブスが帰ってきて、最初にやったことはアップル社が何をすべき会社なのか、Think Differentを社員に伝え、再興していった。マツダは、社員向きビデオであるブランドエッセンスビデオ/ Mazda Brand Essence Moviesや開発スピリットビデオ(「アベレージの車を作る事はできる。世界一の車を作るとなると全然考え方を変えないといけない」)でもって、トップからのメッセージが、残ってくれた社員に伝えられたという。我々の会社は何のためにあるのかをもう一度問い直し、社員が一致団結していくことしかない。重要な社会貢献をする企業として。

 

「Change or Die」というのは、長期の経営方針として重要であるという。大学経営もそうかもしれない。

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