2009年12 月14日 (月)
無事帰国無事帰国
サンフランシスコ、サンディエゴから無事帰国しました。大きなトラブルも無く、同行した学生達は色々な面で勉強になったことでしょう。特に、創薬生命の学部3年生の3名にとってはグローバルスタンダードとは何かを実感してもらえたのではと思います。今年のASCBは不景気のせいか、スケールダウンしていました。企業ブースも何となく寂しい気がしました。ただ、講演には満足する内容がいくつかありました。今年も参加して良かったです。ラボの人数が多くなれば,ドクターコースの学生達とは話す時間が取れても、新入室の学部生達と密に交流を持つことは中々できません。ゆえに、今回は、それぞれの学生の特性を知るという観点から、私にとって大変よい機会でした。サンフランシスコでは、UCSFのキャンパス訪問をしましたが、ミッションベイに新設された大変立派なキャンパスにも初めて訪ね、大変感銘を受けました。サンフランシスコでお世話になった、共同研究者のDieterの話によると、今までのキャンパスの研究棟は、病院に隣接していることからトランスレーショナル研究拠点として、そして、ミッションベイのキャンパスは基礎研究拠点としてすみ分けをしているとのことでした。確かに,UCSFの基礎研究の有名どころは殆どミッションベイに移っていました。また、Dieterのラボは、よりダウンタウンに近いところの古い建物を改装した研究所にあり、中は工場のように天井が高く開放感がある環境でした。
サンディエゴでは1日は嵐がありましたが、天気には比較的恵まれました。学生達には、地元のスーパーで買い物も経験させたり、バスやトラムに乗せるなど、彼らが,将来、海外で研究を行なうことがある場合に少しでも抵抗無いようにと色々と経験してもらいました。
ところで、GOOD NEWSです。先週末の薬学会九州支部でTakashiが優秀発表賞を受賞しました。こつこつと努力していると良いことがありますね。おめでとう。