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2018年10 月15日 (月)

新たな自己免疫疾患治療のためのターゲット!?

新たな自己免疫疾患治療のためのターゲット!?

Nature 7月号から。Yoshioのプレゼン。NLRP3インフラマソームの炎症性、免疫性疾患において重要な創薬ターゲットであることは認知され、さまざまな視点から、創薬が行われてきている。今回のNatureでは、NLRP3インフラマソーム活性化にミトコンドリアを介した酸化mtDNAが重要であること、酸化mtDNAの生成には、IRF1シグナルが必要であること、酸化mtDNAの生成には、CMPK2というデオキシヌクレオチドをリン酸化する酵素が必要であり、IRF1により増えることを明らかにしている。CMPK2を抑制することは副作用が少ない自己免疫疾患治療薬や慢性炎症性疾患治療薬になる可能性があることを示している。

 

 Sci.Rep. の6月号にMCC950というNLRP3インフラマソーム阻害薬が潰瘍性大腸炎モデルに有用であることが報告されている。この薬剤の作用点は、CMPK2でないようではあるが、この領域は、副作用が少ない低分子化合物の開発へと向かう可能性が出てきているように思う。

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