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2016年3 月17日 (木)

アルツハイマー発症の早期に対しての治療薬?

アルツハイマー発症の早期に対しての治療薬?

Nature Med. 1月号から。Wakkyのプレゼン。アルツハイマー等の認知機能障害の早期に、タウタンパク質による26Sプロテアソーム低下と認知機能低下を抑制する手段が見つかったという論文。それは、cAMP-PKAシグナルを活性化すれば良いという話。論文ではフォスホジエステラーゼ阻害薬であるロリプラムを用いている。ロリプラムの投与により、モデルマウスの疾患早期の認知機能障害が予防できている。ヒトで本当に効くのかどうか、今後の臨床試験の結果が楽しみである。

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