2015年5 月19日 (火)
祝 論文掲載祝 論文掲載
アトランタの海外ジョイントラボからの報告。
マツケンから論文の掲載の連絡がありました。ミヤチンも共著者です。おめでとう!
以下、マツケンより
「私・Ji-Yunのダブルファーストで投稿していた論文(電子版)が先日The Journal of Immunologyに掲載されましたので、改めてご報告させていただきます。本論文では、心疾患・認知障害の治療薬Vinpocetineが、中耳炎の起因菌(肺炎球菌)によるmucin過剰産生を抑制すること、およびその分子機構を明らかにしました。また、今回興味深い知見として、肺炎球菌感染後にVinpocetineを投与することで、難聴の改善および細菌クリアランスの促進が認められました。今後も中耳炎に対するVinpocetineの有用性、および点耳投与におけるVinpocetineの安全性等について更なる検討を行っていき、実用化を目指して研究に励んでいきたいと思います。
この研究を始めてから論文になるまで、約1年半強かかりましたが、家族や先生方、友人達の多くのサポートによって無事やり遂げることができました。今後も皆様への感謝の気持ちを忘れず、grant workや別の論文で良い報告ができるよう頑張っていきたいと思います。」