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2014年6 月17日 (火)

迷走神経ーマクロファージー慢性炎症

迷走神経ーマクロファージー慢性炎症

今朝の朝ゼミは、B6のMoriuchy。Nature Med.の4月号から。中枢神経において、ある神経細胞内のPTENをノックアウトすると、肥満などに伴う代謝性疾患の症状が改善するという。そのメカニズムは視床下部や延髄弧束核を介して、迷走神経が活性化されると脾臓においてAChが分泌され、ニコチン性アセチルコリン受容体に作用し、悪玉であるマクロファージM1への分化が抑制され、結果的に悪玉のM1マクロファージが肝臓や脂肪組織において少なくなるという。

 

 以下の図は同号のNews & Viewsにまとめられていたものです。

Nm.3556-F1

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