2014年6 月27日 (金)
熱ショック因子(HSF-1)の核内量の制御メカ熱ショック因子(HSF-1)の核内量の制御メカ
Cellの2月号から。D1のワッキーのプレゼン。熱ショックタンパク質の発現を制御する転写因子であるHSF-1の核内におけるタンパク質の量は、アセチル転移酵素であるEP300とプロテアソーム分解系により制御され、熱ショックタンパク質の誘導と減衰に関与していることを明らかにした論文。EP300によるHSF-1のアセチル化部位の違いでタンパク質の安定化とDNAとの結合抑制(DNAの離れた後はプロテアソームにより分解されやすい)が引き起こされるという。