PAGE TOP
≪ 今夜のテレビ案内 | トップページ | 新たな抗ガン薬の開発へ ≫

2012年7 月 3日 (火)

パルミチン酸と糖尿病

パルミチン酸と糖尿病

Cell Meta. 2012年4月号よりの論文。創薬生命3年のOkita君の初ゼミ。以前より知られているパルミチン酸による直接的な膵β細胞の機能障害にくわえ、膵β細胞のTLR4を介してM1マクロファージを誘導し、マクロファージ由来の炎症性サイトカインによる機能障害が起こりうることが証明された。他の脂肪酸ではこのような作用はないという。糖尿病モデルマウスであるdb/dbやKK-Ayでもこのマクロファージを介した炎症が膵β細胞の障害のメカになっているという。パルミチン酸による直接の障害作用よりも今回の間接的な影響の方が大きいというデータになっている。パルミチン酸エチルを静脈内に14時間投与するという特殊なモデルだからこのような結果になったという可能性も否定できないが、いずれにせよ、高脂肪食の食べ放題を毎日やるのはまずいのは確かであろう。落ち着いたセミナーで、ポイントを抑えて質疑ができていた。さらなる成長が楽しみである。それにしても最近の熊本は、断続的な小雨に、時々、ゲリラ的な豪雨があるというような、気持ちがスカッとしない天候が続いている。もういい加減に、梅雨が終わらないかな。日曜日の千葉戦勝利でロ◎ッソの梅雨は明けたのにーーー。

ご意見メール
BORDER 
clear_both