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2011年7 月 4日 (月)

祝 Nature Neuroscience

祝 Nature Neuroscience

斉藤君がまたもや快挙。Nature Neuroscienceに論文が発表されました.おめでとう!!熊本で何度か講演してもらっていた内容です.途中の苦労の様子も聞いていただけに大変嬉しいですね.

多くの新聞に掲載されています。タイトルも「非遺伝性原因物質=アルツハイマー、早期診断期待」であり、実際の雑誌では、News & Viewsにも掲載されるとのことです。大変注目を集めている研究成果です.新聞記事を一部抜粋すると「アルツハイマー病患者の大半は遺伝性ではなく、Aβ43が早期診断や新治療法の開発に役立つ可能性があるという。Aβはたんぱく質の一部が切り出されて形成され、遺伝性の同病の場合、アミノ酸が40個並んだAβ40と42個のAβ42が原因物質とされてきた。しかし、2005年ごろからアミノ酸の個数が違うAβがあることが分かってきた。理研の斉藤貴志研究員らは、遺伝性ではない同病患者4人の脳を調べ、Aβ42と43が7対3の割合で存在することを発見。マウスの実験でAβ43の神経細胞に対する強い毒性や高い凝集性を確認し、高齢化に伴い蓄積量が増えることを突き止めた。」

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