2011年5 月20日 (金)
大きな余震に注意大きな余震に注意
本日公開されたScienceに気になる情報があります。研究成果はどこまで信用できるかの議論は常につきまといますが、このブログを見ている仲間達への情報として敢えて記載します.このサイエンスの論文のことを政府がどう広報するかということも興味があります.予知の話があっても精神的なストレスを感じさせるだけで、どうしようもないのが自然災害かと思います。ただ、命を守るための準備や訓練はできます。論文の内容は、茨城沖に大きなひずみができており、ひずみがエネルギーを徐々に放散しながら自然解消すれば良いのでしょうが,そのひずみが一気に解放されると大きな地震に繋がる可能性があるということだと解釈しています。大地震の後には、多くの場合、近いうちに大きな余震があるとはマスコミ等でもよく論じられていますが,その場所はどの辺りかを言うのは困難です.病気と同じように、自然災害も被害を最小限にするための予防が肝心。
この記事を書いてアップしたすぐに朝日新聞にこのことが紹介されていました.ただ、今週号には多く関連論文が発表されており,私が読んだのはそれらをまとめて解説したFocusというコーナーの論文です。実際の論文の内容と記事には少しギャップを感じました.原著を読んだほうが正確かと思います.私の理解が間違っていたらすみません。