2010年5 月11日 (火)
不規則な生活と食塩感受性高血圧不規則な生活と食塩感受性高血圧
今朝のセミナーは、昨年末に新聞紙上を賑わしたNature Med.Jan.2010からの論文。Yukarinが実務実習の突入を前に紹介をした。結論は、「時計遺伝子であるCryが副腎球状層特異的3β-HSDの発現制御を介して正常なアルドステロン産生の維持に寄与していることを示しており、このパスウェイの異常がリズム失調に伴う食塩感受性高血圧の発症機序において極めて重大なリスク要因となっている可能性を示しています。我々は、マウスのみでなく、ヒトの副腎でも球状層特異的3β-HSDサブタイプを見つけました。従って、このリズム異常に伴う食塩感受性高血圧の発見と副腎球状層特異的3β-HSDサブタイプの同定は、ヒトの高血圧病因の新局面を切り開いた極めて重要な所見であるといえます。」ということです(他のウェブからの抜粋)。不規則な生活と食塩感受性高血圧の発症。副腎球状層特異的3β-HSDサブタイプをターゲットにした新たな高血圧治療薬の開発につながるか今後に期待したい。
ソフトボールの試合は、雨のため金曜日の朝7時半からとなった。夕方もBチームの試合があり,早速、金曜日の夜の打ち上げ会場を予約したーーー。