2010年3 月25日 (木)
卒業式卒業式
今日は大学の卒業式。ゴーヤンが晴れの舞台に上がり、学長から直接、学長賞の表彰を受けます。おめでとう。その後は,熊本キャッスルにおいて恒例の学部謝恩会。今朝までの雨も上がり,現在、くもりですので、着物の学生にとっては幸いでしょう。今日は、新しい人生の旅立ちの日であります。卒業生には、多くの努力をし、プラスαの様々な能力を身につけ,社会環境のどのような変化にも対応できるような人間になっていってほしいと思います。地球の歴史において,環境の変化に対応できない生物が淘汰されてきたように、ヒトも社会環境の変化に対応するための努力を怠らないようにしないと淘汰されていくかもしれません。淘汰されないための一つの方法は、所謂、”つぶしがきく”人間になることだと思います。TOEICの勉強をして高得点を取っておくのも、単に就職に有利という意味ではなく,最初の配属先が研究所であっても、将来、急遽、国際部に配属されても充分対応できるためではないか思います。そのような人材は企業は安心して受け入れるのではないのでしょうか。進化において、生体反応の多様性が重要であるように、各自が身につけた能力の多様性が、常に変遷しているこの世の中を生き抜くために必要なのかもしれません。ただ、こだわりも忘れないようにしないと個性が育ちません。卒業生のさらなる進化を祈念して、今日はお祝いしたいと思います。