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2016年12 月22日 (木)

tauの分解物とアルツハイマーの関係

tauの分解物とアルツハイマーの関係

Nature Med. 11月号から。マりーのプレゼン。アルツハイマーの発症あるいは増悪にタウタンパク質が重要であることは知られている。この微小管結合タンパク質であるタウのタンパク質のフォールディング異常や過剰なリン酸化が神経のダメージを与えることについても数多く報告されてきた。今回紹介された論文は、Caspase-2がタウタンパク質を切断して、新規の毒性の高いタウ分解物が存在していることを明らかにした論文であり、新たな治療法開発へと繋がるという内容。すなわち、Caspase-2の阻害薬がタウロパチーやアルツハイマーにおけるタウの毒性を抑制する可能性があるという。この知見に対するアルツハイマー研究者の意見を聴いてみたい。

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