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2016年5 月20日 (金)

運動や適度なストレスが神経変性疾患の予防に良いメカ?

運動や適度なストレスが神経変性疾患の予防に良いメカ?

Cell Metabolism 1月号から。ショータ君のプレゼン。神経変性疾患における神経細胞死とミトコンドリアの関連についてはこれまで多くの報告がなされてきた。そのなかでもストレス耐性とミトコンドリアについては、Sirt3の関与が注目されてきており、Sirt3の過剰発現がALSや難聴に対して保護的に働くことが報告されている。この論文では、Sirt3の欠損により、ハンチントン病モデルマウスの病態を悪化させること、適度な神経興奮性のストレスによりグルタミン酸受容体を介してSirt3発現量の増加が見られること、運動によりSirt3発現量が増加すること、Sirt3はミトコンドリア特異的にタンパク質をアセチル化すること、Sirt3の発現誘導は、SOD2の発現増加に伴うROSの減少、およびアポトーシスを促進するcyclophilin Dの発現抑制を誘導し、神経保護作用を示すということを明らかにしている。運動やエネルギー制限によるSirt3の発現誘導は神経変性疾患の予防法になっているよという話。心地よい運動を続けること、そして、腹八分のバランスの取れた食事が、最高の薬ということ。定年まで、がむちゃらに働いて疲れ果て、やっと定年迎えて、年金生活に入ってゆっくりできて嬉しいという人は、神経変性疾患になりやすいのではというメカニズムか。年金生活に入っても、関係なく、適度な刺激を受けつつ人生を謳歌しているは薬要らずのピンピンコロリかな。健康寿命の延長のために、若い頃(関節痛や腰痛が無く、筋肉がある間)から体を動かす習慣をつけておいた方が良いのは言うまでもない。歳とってから急に運動すると、整形外科にお世話になってしまう。震災後、運動量が明らかに減った。将来、周りに迷惑かけないためにも頑張ろう。南阿蘇村の立野地区の土砂災害で、阿蘇頂上の道の崩壊で、今年の遠歩は中止だろうか。。50年以上続いた伝統行事。何とかできないかな。ただ、約60kmの遠歩は適度な運動、適度なストレスとは言えないかな。

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