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2014年4 月30日 (水)

祝 PLoS Genetics

祝 PLoS Genetics

OBの千原博士から連絡がありました。

「今回、ショウジョウバエを用いて「加齢、嗅覚神経の細胞死、神経活動、動物行動」を繋げた仕事がPLoS Geneticsに受理されました。ショウジョウバエが老化すると「食物関連の匂いを検出する特定の嗅覚神経」だけが特異的に細胞死し、結果的に食物への誘因行動が低下することを示しました。更に、その神経細胞死を抑制すると、老化依存的な誘因行動低下を抑制することができました。現在の老化研究の多くは病的な状態の研究ですが、本研究は「正常老化」における動物行動変化、及びその変化の神経回路基盤を示した初めての報告になります。」

 

ということです。おめでとうございます。

この仕事は、約7年以上前に学部4年生による「意外な発見」に始まり、その後、修士の学生達で細々と繋いできたものであり、その間、国内外の多くの共同研究者の支援があっての自信作とのことです。このような論文が研究人生で一つでも出れば十分価値があり、本当に嬉しいですよね。

 

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