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2012年1 月30日 (月)

フィラデルフィアから

フィラデルフィアから

Kato君からの「頑張っているよ」便りです。

「先日こちらの方でもいい知らせが有りました。長年手がけてきた研究内容が晴れてThe Journal of Immunologyにアクセプトされました。論文を仕上げるまでには様々な紆余曲折が有り、熊本の先生方には様々なかたちでサポートして頂いたことに感謝しております。JIにアクセプトされた論文は、気道上皮細胞に発現するMucin1(MUC1)がTLR5と結合することでTLR5誘導性炎症応答を抑制し、EGFRによるMUC1細胞内ドメインのリン酸がさらにこの作用を増強する可能性を示唆した内容です。気道上皮の気腔側の膜表面に発現するEGFRはバクテリア由来のあらゆる刺激に応答して分泌型ムチンやケモカインの産生を誘導することが知られており、MUC1がこの系にネガティブフィードバックシステムとして働いていることをvivoでやっていく予定です。」

 

こつこつとやっているときっと幸運が訪れるもの。さらに、今、不運と思われることも将来の幸運のためになくてはならないもの。

 

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