PAGE TOP

2009年7 月16日 (木)

関節リウマチ治療の新たなターゲット

関節リウマチ治療の新たなターゲット

 Nature Med.の今月号に掲載された論文をKenちゃんが朝ゼミで紹介。細胞外マトリックスのひとつであるTenascin-Cが、TLR4の内因性リガンドとして関節腔内で慢性炎症を引き起こす分子であることを実験的に証明したもの.関節リウマチ患者の関節においてTenascin-Cが高発現していることは既に報告されていたが、今回、Tenascin-Cのノックアウトマウスや関節リウマチ患者由来のマクロファージや線維芽細胞を用いて,その分子の関与を明らかにしていた.このメカニズムが本当にリウマチ炎症の慢性化に関わるのであれば,TNFαよりも上流になり、より効果的な治療が期待できるのではないだろうか?


 昨日は、Wada先生の講演会をenjoyしました。生命現象を数式化して表現する時代が来ることを予感しました.ムービーによるデータも定量的にきちっと示す方法を学ばなければいけないこと、そして、そのような解析をすることで、微妙な変化による新たな事実が見えてくることを実感しました.数学や物理の専門家とのコラボレーション研究はブレイクスルーに必要ですね.Wada先生は、コンサドーレサポーターsoccer。我が学部の熱狂的コンサドーレサポーター教授も夜の会に合流してもらい、サッカー論議で大変な盛り上がりになりましたhappy01.コンサドーレサポーターは、熊本でも、サッポロビールが置いてある店をわざわざ探していくとか。Jサポーティングは、郷土愛の表現型の一つであるのだろう.ロアッソスポンサーが提供する、新しい「しろ」のコマーシャルは感動「がんばれ!熊本」.水前寺清子が歌っているところが熊本の郷土愛を引き出してくれている.最後は、wada先生をホテルまでお送りする途中で,アローの琥珀色コーヒーを味わってもらいました。


「がんばれ!熊本」CM中の歌詞
「ただがむしゃらに 負けても諦めずに ボクらは歩いて行く 光を浴びて
この大空と大地がくれた勇気 ボクらは進んで行く この光浴びて
すぐそばにある 見えない想い達が あの輝く未来へ ボクらを運ぶ」

ご意見メール
clear_both